皮膚病治療ここに注意

皮膚病を治すために覚えておかなければならない心得を挙げてみます。どれも特別な事ではありませんが、再確認したいと思います。



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水虫

「水虫は治らない」とあきらめていませんか?それは間違っています。必ず良くなるので、是非治療しましょう。しかし根気よく長期に治療が必要です。痒みのある時期は治療に積極的な人でも、少し良くなると治療が途切れがちです。特に冬場になると、菌の活動がおとなしくなるので治療していることを忘れてしまいがちですから、「もう少しだけ頑張るぞ」と自ら奮い立たせて頑張りましょう。良くなってきたら、水虫時代の靴は使わない方が良いでしょう。

かぶれ

かぶれの原因は沢山あります。装飾品、衣服、下着、また食べ物も原因となり得ます。対策としては、現在のところ原因物質を避けるしかありません。症状が軽い場合は、避けることによって自然治癒しますが、それだけでは効果がない場合も多くあります。特に血が出るほどに掻くとこじらせるので注意。いろいろ薬を購入して試すより、皮膚科で治療を受ける方が費用も時間も結局節約出来ます。

にきび

にきびは、時々数個できるくらいならば治療の必要はありません。軽症ならば洗顔のみで対処できますが、赤く大きく腫れる場合は、皮膚科で治療を受けないと痕が残ります。色素沈着だけならば元に戻りますが、クレーター状の陥凹になると治療は困難です。しつこいにきびの出る人は、日頃から診察を時々でも受けておくと安心です。

やけど

とにかく冷やすことが先決。シャワーなどで、少なくとも10分以上は冷やしてから受診してください。小さいものならば問題無く治まることもありますが、念のため受診されることをお勧めします。というのは、初めは軽症と思われたやけども、時間が経つと意外に重傷となるケースが多くあるからです。特に小児と老人は要注意です。また、やけど用として珍妙な塗り薬が多種市販されておりますが、これらの薬(?)を使うことは絶対にやめて下さい。

手の湿疹

手を酷使する主婦や美容師などに多くみられますが、原因は明らかでも仕事を放棄することが出来ないので治療が難しいのです。洗剤はもちろん、水(特に湯)に触れただけでも悪化しますので、手袋(綿とゴムを二重に)が必要です。あか切れに対してバンドエイド等がよく使われますが、これは長期に連用しないでください。湿気が溜まるのでカビが生えて治療がさらに困難となります。対策は医師に相談されることをお勧めします。

虫刺され

虫刺されの症状はいろいろで、殆ど症状が出ない場合もあるし、非常に痒い時もあります。「ここだけ切り取って欲しい」と思うほど痒い場合もあります。ここでボリボリと掻くと、慢性化してイボのようになることがあります。これが時々無性に痒くなる厄介な代物で、簡単には治癒しません。こうならないように、あまり激しく掻かない事が大事です。患部に爪が触れないように虫刺され用のシールを貼ったり、無い場合はセロテープを貼るだけでも効果があります。また、蜂のように刺されると痛みを伴う事もありますが、これは迷わず医師に診察してもらうべきでしょう。

頭の湿疹

湿疹が頭にできると、フケが出ます。痒いしフケが出るし、大変不快なものです。フケを取るために毎日念入りに地肌に爪を立てて洗髪する人が多いのですが、これは逆効果。その刺激でますます悪化する結果となります。地肌ではなく、髪の毛だけを洗うつもりで2日に1回程度洗髪すると良いでしょう。洗髪後に薬を塗ると効果的です。

乾燥肌

お年寄りや子供は乾燥肌になりやすいですが、若い人にもよくみかけます。とくに冬場は乾燥しやすく、乾燥した皮膚は痒みを伴う場合が多いものです。皮膚の乾燥は皮脂の不足が原因ですから、風呂で石鹸をつけてゴシゴシ洗うと皮脂がさらに減り、ますます悪化します。日頃から保湿成分の入った入浴剤を使用したり、保湿クリームなどを塗るなどすると予防に効果があります。

ウオノメ・タコ

これらは体重などの外敵圧力に対抗する皮膚の防衛反応なので、ゆびの間にスポンジを挟むとか靴のサイズを大きめにするとかの対策を採らない限り再発を繰り返します。しかし出来てしまったウオノメなどは、ナイフ等で削っておかないと対策をとっても効果が半減します。なかなか自分では削るのは難しい場合が多いので、時々は医師に削ってもらうのがよいでしょう。