自爆システム
連邦の船艦には必ず自爆システムがある。船が敵(ロミュラン、カーデシア等)の手に落ないように、安全保障上の理由から組み込まれている。
エネルギー源として反物質を多量に保持しているので、この反物質貯蔵タンクの磁気フィールドを解除するだけで容易に爆発が起きる。反物質貯蔵タンクは、様々なセクションにある。
通常、自爆はコンピューターで管理されるが、もしも何らかの理由でコンピューターが使えない時は、手動で爆破することも出来る。
これまで自爆システムが作働したエピソードは以下の7回である。
このうち、ST3: The Search for Spockでは Enterpriseは実際に自爆した。
- "Let That Be Your Last Battlefield"[TOS]
- "By Any Other Name"[TOS]
- ST3: The Search for Spock
- "11001001"[TNG]
- "Where Silence Has Lease"[TNG]
- "Contagion"[TNG]
- ST8: First Contact
★ 自爆システムの手順1("Let That Be Your Last Battlefield"[TOS] / ST III: The Search for Spock)
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開始コード
Kirk: 1,1-A
Spock: 1,1-A,2-B (ST IIIでは Checov)
Scott: 1-B,2-B,3
Kirk: 0-0-0-Destruct-0
取消コード
Kirk: 1-2-3-Continuity Abort Destruct Sequence
★ 自爆システムの手順2("11001001"[TNG])
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開始コード
取消コード
ピカード艦長がスキャナーに手を置く。
Picard: Cancel auto-destruct.
Computer: Does the first officer agree?
ライカー副長がスキャナーに手を置く。
Riker: Affirmative.
Computer: Auto-destruct cancelled.
なお、システム開始は機関部でも可能だが、取消はブリッジのみ。
TOSでは上級士官3名(チェコフはST IIIでは中佐に昇進している)の同意が必要だったが、TNGでは2名でよい事になっているようだ。
ST3: The Search for Spock の自爆シーンを注意深くみると、重要度の最も高いブリッジが集中的に破壊されている事がわかる。
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