読者のみなさんからのお便り

神奈川県成瀬小学校の1年生のみなさんからのお手紙です。


  やちょうおじさんへ
                             
 わたしがかよっているなるせしょうがっこうのちかくには、うた
川という川がながれています。その川には、アオサギやコサギ
、カワセミなどがいます。むかしは、もっとたくさんいただろうと
おもうけれど、わたしにとってはいまでもまだ、たくさんいるよう
なきがします。
 わたしのおばあちゃんのうちのやねには、たくさんのすずめ
がいます。わたしは、それをみながら学校へ行きます。だから、
学校へ行くのがたのしくなります。
 野鳥おじさんのインターネットでのしゃしんをみて、なんだかす
ごくかなしくなりました。わたしたちにんげんがとりをこまらせて
いるなんておもいもしませんでした。そういえば、わたしががっこ
うからいえへかえるとちゅう、だれかが、川であそんでいる鳥に
石をなげていたのです。わたしは、「はっ」として「やめなよ。かわ
いそうだよ。」といったのですが、やめませんでした。だから、や
ちょうおじさん、これからも、いじめられている鳥たちをたすけて
あげて下さい。ほんとうにがんばって下さい。

(S君より)


  やちょうおじさんへ
                            
 わたしたちのなるせ小学校のすぐそばに、歌川という川がなが
れています。そこには、とりがたくさんいます。コサギやチュウサギ
、がたくさんいます。アオサギもいます。サギはさかなをたべます。
だけど、わたしたちにんげんがどんどんかわをよごしていきます。
そんなにんげんが、とてもなさけないとおもいます。先生がインター
ネットで、やちょうおじさんがとりをたすけているようすをわたしたち
に見せてくれました。これからもがんばって下さい。
 わたしたちは、せんせいといっしょに鳥のかんさつをしています。
ある日、カワセミがものすごいスピードで、川へとびこみました。そ
して、あがってきたら、たいようの光で金色に光るくちばしに、ぎんい
ろのさかなをくわえていました。すぐちかくでみました。そんな鳥の
すがたが、そのうち見られなくなってしまうのでしょうか。わたしは、
とりがとぶところや、さかなをつかまえるところが見られなくなるなん
てぜったいいやです。わたしは、とりがだいすきです。いつまでも、と
りがほろびないようにと、わたしはねがっています。やちょうおじさん、
これからもとりをまもってください。いつまでも、とりがさかなをとるとこ
ろをみたいのです。

(K子さんより)



Back