何気なく捨てられた釣り糸やビニール紐、タコ糸などが絡まって、傷ついたり死んだりする野鳥が絶えません。西宮市在住の『野鳥を守る会』の松阪龍起さんは、武庫川河川敷や公園を歩いて、捨てられた糸を拾ったり、被害にあった野鳥の保護に長年にわたり携わっています。これは松阪さん(野鳥おじさん)の活動を中心に、野鳥保護の実際を紹介するホームページです。

Since 1996. 6. 13

野鳥保護活動

野鳥おじさんよりごあいさつ

野鳥おじさんの活動

報道にみる野鳥おじさんの活動 (〜1994)

報道にみる野鳥おじさんの活動 (1995 〜 1997)

報道にみる野鳥おじさんの活動 (1998 〜 2000)

報道にみる野鳥おじさんの活動 (2001 〜 2002)

報道にみる野鳥おじさんの活動 (2003 〜 2005)

報道にみる野鳥おじさんの活動 (2006 〜 )

野鳥おじさんからのメッセージ

釣り針や紐などによる野鳥被害の実態

野鳥救助の極意1:野鳥をキャッチする方法

野鳥救助の極意2:針や糸の取り除き方

手伝ってくれたみなさん 

読者のみなさんからのお便り


トピックス

釣り針を飲み込んだカイツブリ

アオサギの救助


アオコの異常発生('95)による野鳥被害
謎の野鳥の死 

アオコの科学 

【アオコ大発生による野鳥の被害の経過は2000年9月7日『アンビリバボー』(フジTV)にて紹介され、松阪氏も出演されました】

リンク集

野生動物救護獣医師協会

獣医師広報板

中津動物病院

みのお山自然の会

汐川干潟を守る会

川西自然教室

平泉さんのBirding Page

あそびの島

米子水鳥公園

内山裕之動物探険ワールド

野鳥を保護して困っておられる方は、こちらをご覧下さい。


巣立ちの時期、幼鳥を拾わないで下さい!

毎年、巣立ちの季節になると「弱って動けない幼鳥を保護した」と、近所の動物病院や私のところに持ち込むケースが増えます。飛べなくて地面に落ちていると思い込んで拾って来られます。
しかし、必ずしも病気やケガとは限らないのです。幼鳥は、初めは上手に飛ぶことができないので、何度も何度も練習をします。こうした場合、親鳥が近くで飛ぶ練習をする我が子を見守って世話をしています。もしも地面に落ちた幼鳥が最終的に独力で飛び立てなかった場合は、一人前の鳥として今後も生きてゆくことができないということになり、自然淘汰されるのが自然のルールです。それを人間が「かわいそうだ」という一方的な思い込みで持ち去れば、たとえ善意だったとしても、「我が子が誘拐された」と親鳥は思うことでしょう。また、たとえ私たちが保護したとしても、私たちには育てることができないため、結局すぐに死んでしまいます。これは巣立ちの過程であって手を出さないようにお願いします。

松阪氏は健康上の理由から、現在は活動を休止されております。

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Masao's Stationへ (http://www.m-nomura.com/)